闘うブログ!レフティ中尾 社会派!

福祉を主なテーマに書いています。よろしくお願いします。

報道されない中核派G7反対の「平和的デモ」に機動隊が攻撃

G7広島サミットは結局何だったのかよく分からないのです。各国首脳が原爆死没者慰霊碑に献花する場面は良かったのですが、その肝心な核兵器の具体的な削減目標も無かったのです。ただ、ウクライナにアメリカからF16戦闘機を、日本からは車輌(なんの車輌かは…

ウィシュマさん死亡事件について改めて考える。2021年当時にはほとんど沈黙をされていた事実

梅村みずほ議員が入管で亡くなったウィシュマさんを「ハンガーストライキによる体調不良で、亡くなったのかもしれない」と発言したことが物議を醸しています。梅村議員は不適切な言動をしたことは間違いありませんが、他の政治家や著名人は、当時のウィシュ…

ナザレンコ・アンドリー。日本人は「生活保護をもらうなら餓死したほうがマシ」と思っている?

このアンドリーさん(在日ウクライナ人・会社員)のツイートは想田和弘さん(映画作家)のツイートからの反論になっています。想田さんのツイートを抜粋します。 「日本社会が難民に対して冷淡なのは『想像力の欠如』という同じ根っ子から生じていると思う。…

SEALDsの都合の悪い過去②学生運動内の性差別と性暴力

「すべての馬鹿げた革命に抗して」というTwitterのアカウントがあります。2020年にツイートをして、そこから何故か更新がされていません。「社会運動内の性差別・性暴力に抗するアカウントです」と冒頭に記されています。そして「私自身、被害をきっかけに社…

朝日新聞のSEALDs記事が物議を醸す。誰もが口を閉ざすSEALDsの都合の悪い過去①

2023年5月2日の朝日新聞朝刊の記事のタイトルがあまりにも不評で、左派リベラルの著名人達から、激しく叩かれています。そのタイトルを引用します。 「声を上げた若者今は/中傷と嘲笑SEALDsの過去『隠したい』/でも沈黙する社会の方がもっと怖い」 いくつ…

マイノリティへの支援は必要ではない、という精神科医に問う

メンタルドクターSidowさんのツイートに目が止まりました。それは何だか無視できないと言おうか、聞き捨てならぬものがあるのです。全文引用させていただきます。 「最近のTwitterを見ていて思うけど、マイノリティの人達に必要なのは『配慮』であって『優遇…

ツイッターで炎上するNHKハートネットTV。番組を観ていないと気づかない異性介助の闇

ツイッターにて、随分と物議を醸しているハートネットTVです。「特集・障害のある女性(1)言いたくても言えない性の悩み」がタイトルなのですが、その番宣のツイートをそのまま引用します。 「女性障害者が、男性から入浴や排泄介助を受けるのは、単なる羞…

民主主義のために「三院制」を!誰もが政治家になれる日本をつくろう

例えば、政治家になりたいという志しを持った青年がいるとします。さて彼は(彼女は)どうすれば国会議員になれるのでしょうか。己の野心とかではなく、国や自治体のために政治家として働きたいと思えばチャンスはあるのでしょうか。 まず、父親か母親が国会…

女子高生が2人身投げ。人は何故自殺をするのか。自殺を防止できるのか

「真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。自殺ということだ」と述べたのはフランスの小説家カミュです。「人生が生きるに値するか否かを判断する、これが哲学の根本問題に答えることなのである」と続きます。そして、それ以外の問題は「遊戯」だと看破し…

福島第1原発1号機の現在。手がつけられないほど危険な状態か

毎日新聞やNHK等で報道されていました。2023年3月28日から30日まで、水中ロボットのカメラで原子炉圧力容器の土台(ペデスタル)を撮影したのです。 土台は鉄筋コンクリート製で、直径6メートル、厚さ1.2メートルです。そのコンクリートがかなりの範囲で損傷…

安楽死を考える。「個人的には、死なせてあげる優しさもあると思っている」という精神科医に反論します

というツイートを見かけたのです。どうにも気に入りません。ツイートの続きです。 「何が何でも生きた方が幸せってことはないんじゃないかね。 『救って良かった』というのは医療者のエゴかもしれない。 『生きてて良かった』は生存者バイアスの可能性もある…

「異次元の少子化対策」を大いに評価しますが、勘違いも見受けられます

政府自民党と公明党は、大きな政府と高福祉社会志向へと大きく舵を切りました。その象徴の一つが「異次元の少子化対策」です。これに私は大賛成です。ただ、それは少子化対策にはあまりなっていないように思えます。 そのたたき台を箇条書きにします。 ⚪︎児…

精神科病棟という姥捨山。「認知症の家族を強制的に死ぬまで入院させる方法」を批判します

というブログがあったのです。酷いのは、そのブログに賛同するコメントが大量についているのです。そのブログの目的についてこう述べています。 「私が親の介護医療に関わって役たつなってことを紹介」(原文ママ) 「医療保護入院制度を使って負担を軽減で…

刑務所でネコを飼おう!

確か聖書の言葉ですが、「人は誰もが罪人」なのです。私だってそうです。頭に血が上りやすい性格で、そのときは暴力を振るいたくなります。今までそうした経験が無いのは、単に運がいいからです。刑務所に一度もお世話になっていないのは、ほとんど奇跡です…

もはや自民党は「左派」なのか?存在感を示せない従来の左派勢力

よく耳にする話ですが、今の若者世代には共産党や立憲民主党などが「保守」で、自民党が「リベラル」だという認識を持つ人が結構いるのです。旧来の考えとは逆さまです。 さて、何をもって保守(右派)とリベラル(左派)とを区別をするのでしょうか?私は、…

大賛成です!泉房穂明石市市長「罪を犯した人にも『お帰りなさい』と言える町にしよう」

泉房穂さんの言動には常日頃注目していましたが、ここまで踏み込んだ発言をするお人だったとは、驚きました。また、敵を増やすことにはならないのか、少々心配もします。 この日本社会、罪を犯した人には必要以上に厳しすぎるのです。もちろん、罪を償うこと…

共産党よ、「左側の自民党」となれ。対談、松竹伸幸✖︎斉藤幸平。文藝春秋2023年4月号

共産党に除名処分を受けた松竹伸幸さんと「脱成長コミュニズム」を訴える斉藤幸平さんの対談です。不思議なことに、斉藤さんと共産党との接点は、ほぼありません。しんぶん赤旗は斉藤さんの著書の広告を出したことがありません。斉藤さんを評価したり貶した…

松竹伸幸さんへのインタビュー記事に共産党が長崎新聞社へ乗り込んで抗議。その記事の内容を読み解く

2023年3月9日に、共産党長崎県委員会の山下満昭委員長と原口敏彦書記長が、長崎新聞社に出向いて抗議をしました。3月6日の長崎新聞に、松竹伸幸さんへのインタビューが記載されたのですが、その内容が「虚偽報道」だというのです。松竹さんの発言が事実に基…

中国人に土地や島をじゃんじゃん売ろう!

中国人女性が沖縄の屋那覇島を購入したことが物議を醸しています。ええと、何が問題なのでしょうか?正直言って、分かりかねるのです。 日本には1万4125の島があります。その多くは無人島です。それらを購入してくれるなら、日本人でも中国人でも大歓迎のは…

声優団体がインボイス反対。根本的な解決策を無視しているのでは

アニメーターや漫画家らのインボイス反対については、実質的には雇用されているので雇用関係を結べば、インボイスがあろうと無かろうと、関係なく食べていけると過去に述べました。年収100万円代の人がフリーランスって、業界に搾取されているだけの話です。…

NHK ETV特集「ルポ死亡退院」で見る精神科病棟の闇

私は双極性障害です。今も通院しています。精神科病棟に入院したことも二度あります。精神科病棟について見たり聞いたりしたことはあって、少しは内実を知っています。NHKの番組「ルポ死亡退院」も、やっぱりという話が多くあります。それでも事情をご存知で…

子どもの貧困の解消のため「共同親権」を提案します

子育て支援が各自治体で活発になっています。子どもの医療費や給食費の無償化や、子ども手当ての拡充は必要です。また、いわゆる「子ども食堂」も全国で約7000ヶ所運営されています。しかし、それでも子どもの貧困の解消にはまだまだ不充分なのです。特に母…

「結社の自由」とは何か?共産党VS松竹伸幸

結社の自由とは文字通り、政党や労働組合などを制約無しに結成できるという意味、のはずです。昔の治安維持法によって、反体制の組織が弾圧されることはないのです。ところが共産党は、松竹伸幸さんや朝日新聞が共産党を批判したことを「結社の自由」の侵害…

暴走する共産党。松竹伸幸さんと共産党の自衛隊活用論には違いがあるのか。

その始まりは松竹伸幸さんへの除名処分です。私の印象では、松竹さんは共産党の発展を願った行動で、共産党を非難する意図はあまり感じられ無いのです。 松竹さんの「シン・日本共産党宣言」ではこう述べています。少し長いです。 「共産党が党員投票の党首…

「ひろゆき論」伊藤昌亮 岩波書店世界2023年3月号より。ひろゆきは「ネオリベ」なのか「ポピュリスト」なのか

ついに、と言うべきか「ひろゆき論」が雑誌「世界」に登場したのはちょっとしたニュースです。ひろゆきさんの社会への影響力は、凡百の(と言えば失礼ですが)政治家や学者、作家よりも遥かに大きく、その名は小学生にまで浸透しています。有名なフレーズ「…

レイプ犯の男性が性自認は女性?スコットランドでトランスジェンダー論争が加熱

私が中学生のときの話です。クラスメイトの男子の一人がとても変わっているというか、正直なところ最初は「気味悪く」思っていました。 彼は男子と話をすることはほとんどなく、休憩時間は女子たちとおしゃべりをしていました。ノートに少女マンガの登場人物…

共産党から除名された松竹さんが、自身の異論を党内で一度も主張したことがないという小池晃の記者会見でのコメントが100%嘘だと断言できる、たった一つの理由

共産党には「民主集中制」という原則があります。箇条書きします。 ①党の意思決定には民主的な議論をつくし、最終的には多数決で決める。 ②決定されたことは、みんなでその実行にあたる。 ③すべての指導機関は、選挙によってつくられる。 ④党内に派閥や分派…

共産党党員の松竹伸幸さんを除名処分!共産党はパターナル政党なのか

過去に当ブログにて、共産党を「リベラル政党」と言えるのか疑問に思うと書いたことがあります。左派政党であることには疑いは無いのですが、リベラルと呼ぶにはあまりにも上意下達な組織に思えます。 政党であれ、他の組織であれ、ピラミッド型の構造をして…

スシロー事件。高校生を非難することには異論は無いけれど、SNSでの「炎上」からは擁護したい

この事件を語ることについては、ずいぶんと悩みました。私の意見は超少数派であることに間違いはありませんから。 高校生による回転寿司店での振る舞いは、法により裁かれるだろうし、それには反対はしません。気持ちの悪い事件だと私も思います。ただ、加熱…

有田芳生さん、小林よしのりさんの対談本「統一協会問題の闇」出版決定。統一教会解散に必要なエネルギーとなるか。

有田芳生さんのツイート全文引用します。 「今の僕の最大の課題は統一教会に解散命令が出る環境を作ること。その目的のため、ひろゆきさんとテレビで同席、さらに8時間の対談を行い昨年末に出版予定でした。でも沖縄の一件があり、出版をお断りしました。い…