闘うブログ!レフティ中尾 社会派!

福祉を主なテーマに書いています。よろしくお願いします。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

闘う映画評① 17歳の瞳に映る世界 

主人公のオータムが望まない妊娠をして、中絶をするために旅をする話です。(相手の男性は一切登場しません) アメリカでは中絶に関しては、宗教的で政治的な価値観で二分されています。中絶に否定的なグループと、それに寛大なグループです。 そして、オー…

グレタ・トゥーンベリは世界を変えるのか②グレタの原点を探る

「グレタたったひとりのストライキ」を読み始めました。この本の執筆はグレタの両親とグレタ、グレタの妹のベアタによる共同作業です。ただ、どうにもこうにも読みづらい本です。難解な本ではありませんが、時系列がバラバラなのでグレタが何歳のときのエピ…

刑務所の代わりになるものを作ろう!「刑務所のない社会」を想像できますか?

2021年6月15日の当ブログで「刑務所に入ったらアートを作ろう」と書きました。今回はその続きです。 刑務所とは言うまでもなく、犯罪者が服役する施設です。自由が制限されて、世間から隔離される場所です。ところがアメリカでは刑務所の代わりとなる施設を…

グレタ・トゥーンベリは世界を変えるのか①グレタの魅力はどこにあるのか

BS朝日で偶然グレタのドキュメント番組を見つけました。BBCの制作です。15歳の高校生の頃から18歳の今を紹介する見応えのある番組です。 私はもちろん、グレタの名前は知っていました。ただ、映像で見たことは無く、彼女の本も読んでいません。まあ、さほど…

東京オリンピック、小山田圭吾辞任。当然の結末だが、忘れてはならない2つのこと。①日和見した政治家、著名人たち②小山田圭吾を擁護した者たち

小山田圭吾の筆舌に尽くし難い暴力や性的な虐待が、世界中に知れ渡りました。辞任は当然のことですが、忘れてはならないことが2点あります。 まず、今回の騒動では政治家や著名人のほとんどはダンマリを決め込んでいたことです。TwitterやYouTubeで抗議活動…

市民救命士を目指します!①AEDを使うとき、女性への配慮は必要なのか。

市民救命士という資格があることを知って、早速応募しました。無料の講習を受けると神戸市消防局発行の修了証が貰えます。 以前ブログで書いたのですが、タクシードライバーだった1995年3月20日に地下鉄の霞ヶ関駅にお客さんを降ろすと、大勢のスーツを着た…

最低賃金28円増。充分な額ではないが一歩前進!

今回の最賃増は何故か政府が主導していて、経営者側や労働組合は消極的だったように思えます。賃上げによって、経営に悪影響が起こるとか、失業者が増えることを警戒したのかも知れません。 最賃28円増は、フルタイムで22日勤務だと月収で約5000円増えること…

独身女性やレズビアンカップルが出産する時代。「非配偶者間人工授精」はアリなのか?

2021年7月12日毎日新聞。「少子化考」の連載記事ですが、新聞記事としてはぶっ飛んでいます。というのはこの記事は「非配偶者間人工授精」をテーマにしているのです。少子化とは全く別の問題です。 フランスで今年6月に生殖補助医療の適応を、独身女性やレズ…

見知らぬ人に「頭が悪い」と叩く精神。攻撃的な言葉を好む人達。ひろゆきさんとメンタリストDaigoさんを論破!

間違いなくこのお二方の影響です。ひろゆきさんとメンタリストDaigoさん。彼らに影響された人が主にネット上で見知らぬ他人に「頭が悪い」だの「嘘つくのやめてもらえますか」だの「エビデンスないですよね」だの「それってあなたの感想ですよね」と言って論…

2021年兵庫県知事選挙 ふざけた選挙には投票に行くな!

よく、投票を棄権するのは選挙権の放棄だとか、少しでもマシな候補者を選べばいいとか言われます。しかし、真っ当な候補者が皆無では投票を棄権することも一つの闘い方であり、権利の行使でしょう。例えば、投票率が20%代となれば全ての候補者に猛省をさせる…

盛り上がりに欠けた2021年兵庫県知事選挙を分析します。

このブログでは特定の候補者や政党、政策等を支持するものではありません。よって、候補者名は伏せてお届けします。 今回、5名の候補者が立候補していますが、全員男性です。これは偶然と言えるのでしょうか。政治の世界に限らずジェンダーフリーとは程遠い…

コロナワクチン接種しました③予想だにしなかった副反応

注意!この文は私の体験と感想なので、必ずしも皆さまに当てはまるものではありません。 6月26日ワクチン接種から8日後の7月4日、午前6時に目が覚めました。そのときは何も違和感はありませんでした。その1時間後心身ともに重たさを感じます。接種の翌日にも…

生活保護入門⑩眞子さま、小室圭さんは安心して結婚できる理由

当たり前の話ですが結婚は当事者たちの問題であって、その親は最終的にはそれを阻害することはできません。 ただし、眞子さまと小室圭さんの御二方に関しては話が別だろうとする世論も理解はできます。それは小室さんの母親にある経済的な問題が不明瞭だから…

闘う書評!フロム「愛するということ」⑤神への愛とは身をもって愛と正義を生きること

今回は宗教的な愛、神への愛です。神への愛も他の対象への愛とはなんら変わらないものです。 ところでユダヤ教やキリスト教、イスラム教などは「父権的な宗教」です。この場合の父親(神)はその「子どもたち」に規律や掟を作り、父親の要求に応えた者に愛を…