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有田芳生さん、小林よしのりさんの対談本「統一協会問題の闇」出版決定。統一教会解散に必要なエネルギーとなるか。

有田芳生さんのツイート全文引用します。

「今の僕の最大の課題は統一教会に解散命令が出る環境を作ること。その目的のため、ひろゆきさんとテレビで同席、さらに8時間の対談を行い昨年末に出版予定でした。でも沖縄の一件があり、出版をお断りしました。いまでも残念です。よしりんとの対談も、目的はただ一つ。統一教会徹底批判です」

「追伸。なぜ、ひろゆきさんとの統一教会徹底批判の本を断念したのが残念かといえば、教団の反社会的性格が若い世代に届くことを期待したからです。出すことはできた。8時間も語り合ったのですから。でもそれをすれば、沖縄の人たちに顔向できない。そう判断したのです。今から沖縄です」

残念なのはこちらの方です。有田芳生さんは頑固そうだから、ひろゆきさんとの対談本はもう出版されないでしょう。まあ、それは有田さんの自由とはいえ、小林よしのりさんとの対談本は出版するのですか。私は小林さんの本はほとんど読んでいませんが、彼は先のアジアや米国との戦争を肯定していますよね。沖縄どころか、中国や朝鮮、アメリカに失礼極まりないと思うのです。

「目的はただ一つ、統一教会徹底批判」と言いつつ、沖縄に忖度するってどうゆう理屈なのでしょうか。私は沖縄の辺野古基地反対です。沖縄の海こそ大事です。しかし、ひろゆきさんの誰もいない立て看板前の笑顔の写真は許せるのです。ひろゆきさんらしい批判だなと。

そこで始まった、座り込みが24時間するものなのか、それとも10分でも座り込みなのかという論争は、双方ピントがずれています。そうではなく、座り込みとは機動隊に排除されるまでそこを動かないことです。道路を封鎖して占拠することです。それを忘れた辺野古闘争は、残念ながら弱体化しました。初期の頃は逮捕者も何人か出ていたはずです。それが、仁藤夢乃さん率いる(危険から保護をしたはずの)女の子たちの「座り込み体験ツアー」になるくらいに安全安心の、警察との馴れ合い運動となっているのです。そりゃ、ひろゆきさんに茶々を入れられますよ。

話を戻して、有田さんが沖縄を本当に大切に思っているなら、辺野古闘争について本を書いて欲しいです。本土には「口だけ」で沖縄に謝りたいという著名人が腐るほどいます。有田さんもその内のひとりとは思いたくありません。辺野古闘争は明らかに失速をしています。そのためにもう一度、沖縄の宝石箱のような海を守ろう、ジュゴンや珊瑚を大切にしようと、本土の若者たちに訴えるべきです。その上で沖縄の悲惨な歴史を学べば良いのです。

それにしても、有田さんの対談相手が「人材難」なのは何故でしょうか。小林さんはもちろん、ひろゆきさんも「若者」とは呼べません。若手論客が不在なのは、上がつっかえているからです。

有田さんと小林さんの対談本「統一協会問題の闇」はまだ出版されていません。2023年3月1日の出版予定です。もちろん読みますが、期待して良いのでしょうか?予感ですが、統一教会解散には思いのほか時間がかかる気がします。自民党をひっくり返すくらいのエネルギーが必要なのは間違いありません。今が絶好の機会のはずですが、野党陣営の足並みが揃いそうにないのは頭が痛いですね。

 #有田芳生

 #小林よしのり

 #統一協会問題の闇