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もはや自民党は「左派」なのか?存在感を示せない従来の左派勢力

よく耳にする話ですが、今の若者世代には共産党立憲民主党などが「保守」で、自民党が「リベラル」だという認識を持つ人が結構いるのです。旧来の考えとは逆さまです。

さて、何をもって保守(右派)とリベラル(左派)とを区別をするのでしょうか?私は、小さな政府志向が右派で、大きな政府を目指すのが左派だという認識です。何故なら大きな政府でなければ、社会主義社会民主主義には到達出来ないからです。

だから、立憲民主党共産党が、消費税の減額(廃止)やインボイスの反対を訴えるのは、右派の政策です。彼らは本気で社会変革を目指しているのかは謎です。

そして、自民党の岸田内閣は支持率が低下する中、大胆な政策を次々に打ち出しました。彼らは必死です。

菅前首相は、出産費用の保険適用を目指すようです。都市部と地方との出産費用は格差があります。それを保険適用するだけではなく、自己負担無しを目指すのです。また、妊婦健診や無痛分娩も保険適用する方針です。

その他の少子化対策では、新婚世帯や多子世帯への住宅支援、児童手当の拡充、保育士の処遇改善や配置基準改善、小中学校での給食を無償化、両親共に育児休業給付の充実(育休給付の10割確保)高等教育費の支援を大幅拡充などです。

そして、予備費5兆円を活用して、低所得者世帯への現金給付も決定しました。これらに旧来の左派はほぼダンマリしています。賛成とも反対とも言えずにいます。そして岸田首相は、ウクライナへと飛びました。肝が据わっていますね。

自民党福祉国家を目指す中、野党は存在感が無くなりつつあります。野党の政治家であっても、積極的に与党の議論に加わるのが本来の姿です。野党は千載一遇の政権交代のチャンスを逃したばかりか、高市早苗さんや松竹伸幸さんへのスキャンダルを追いかけるだけの存在になっているのです。

私は名前通り「レフティ・左派」の立ち位置ですが、現状では自民党を支持します。その少子化対策が身を結ぶのは数十年先でしょうが、積極的に若い世代に支援をして欲しいものです。

 #自民党は左派

 #少子化対策