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朝日新聞のSEALDs記事が物議を醸す。誰もが口を閉ざすSEALDsの都合の悪い過去①

2023年5月2日の朝日新聞朝刊の記事のタイトルがあまりにも不評で、左派リベラルの著名人達から、激しく叩かれています。そのタイトルを引用します。

「声を上げた若者今は/中傷と嘲笑SEALDsの過去『隠したい』/でも沈黙する社会の方がもっと怖い」

いくつかの著名人のツイートを引用します。共産党の支持者たちでしょう。

山﨑雅弘「これは本当に酷い…『デモなんか参加したら後で後悔するぞ』という支配者目線の脅ししか感じない」

中野晃一「意図はともかく結果的に8割がたSEALDsディスりにしかなっていない朝日の記事酷いな…極めつきは、連載とはいえ自分たちは無署名でそんな記事を出す卑怯」

中沢けい「タイトルが悪い。そもそも『後ろめたい』の用法を間違えている。『不当な嫌がらせ』『嫌がらせの後遺症』などのタイトルがなぜ浮かばない。おかしいでしょ」(注 朝日新聞デジタル版には「若者を後ろめたくさせるものは」という見出しがついている)

大野左紀子「あの頃若者を焚き付けて率先して煽っていたのは当の朝日新聞なのに、恥を知らんとはこのことだなと思った」

大塚英志「在野の運動を後ろから刺す、というのは朝日のお家芸だと思いだす」

三浦誠(赤旗社会部長)「憲法を歪めた安倍政権に異議を唱えた若者たちを冷笑し、無力感を広げる記事です。記者の役割は基本的人権と平和の擁護という視点から、権力を監視すること。その視点から若者の運動を見直して。『敗北』ではないよ」

それ以外にも匿名の方たちから叩きに叩かれています。ちなみにこの記事を書いたのは大瀧哲彰さん、大阪社会部の記者です。当時はSEALDsのデモ参加者の一人だったそうです。

さて彼らのツイートは根本的に勘違いをしています。大瀧さんの記事はSEALDsを賛美するとか貶したりとかするものではありません。そうではなくSEALDsのメンバーたちが、その過去のために今なお苦しめられていることを書いた良記事なのです。

推測ですが、共産党朝日新聞を敵視していることが少なからず影響しているのです。(例の党員除名問題で)。たぶん、朝日新聞を叩くことが党の至上命令になっているのです。

もしSEALDsの評価を書くとしたら、当時の若者たちだけではなくて、SEALDsを後押しした大人たち、つまりマスメディアや政治家からも取材をする必要があります。そしてSEALDsは何故急遽解散をしたのか、それを明らかにしなければなりません。その中には都合の悪い過去も存在します。以降②に続きます。

 #SEALDs

    #朝日新聞