【家庭内暴力以外の何者でもない】
この事件を「家庭内暴力(DV)」と表記する人がマスメディアにもSNSにもほとんど存在しないのが、不思議でしょうがないのですが、まあそれだけ世間では家庭内暴力については寛容だということです。また、元監督はとても人気があって実績もある人だから、衝撃的な事件だとも言えます。
【娘さんが書いた手紙の気持ち悪さ】
この事件について思うことは、SNSなどで散々書かれているため、敢えて省略します。ただ、父親(加害者)の代理人が娘さん(家庭内暴力の被害者)が書いたとされる手紙を読み上げたことが、ただただ気持ち悪いのです。このような事例は過去にあったのでしょうか?父親を擁護するために娘さんはこの手紙を書いたのでしょうか?この手紙が事実なら、加害者が被害者のメッセージを利用したと言えます。
【手紙に書かれた傲慢さ】
手紙には娘さんを助けた児童相談所への不満が書いてあります。「児童相談所の職員に相談させて頂いたにもかかわらず、どうしたらいいかと言った私自身の意向が聞かれることなく警察に通報されてしまいました」傲慢というか、救助してくれた児童相談所を責めているとしか受け取れない発言です。もちろん、娘さんには全く罪はありません。ただし、娘さんの発したSOSに最善を尽くしてくれた人たちを批判するのはどういう意味なのか私にはわかりません。可能性としては、娘さんではなく、代理人かAIが書き上げた文だったのではないか、という疑惑です。
【被害者が謝罪するというあべこべ】
手紙の後半には「深く反省しております」「大変申し訳ございません」「非常に恥ずかしく思っています」「心配はご無用なのでご安心ください」「多方面にわたり、多大なるご迷惑、ご心配をおかけしてしまい、誠に申し訳ありませんでした」とあります。何故、被害者である娘さんがここまで頭を下げなければならないのか、私には理解ができません。家庭内暴力において、被害者の立場としては、加害者との権力勾配が急なため、解決は非常に困難なことはわかります。ただ、このような「和解」では今後も事件になるのではと、心配になります。娘さんの身の安全こそ第一であり、そのためには児童相談所の働きが必要不可欠なのですが、この手紙がそれを台無しにしたとしか思えません。いずれにせよ、家庭内暴力については社会がより厳格でありたいものです。
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