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共産党から除名された松竹さんが、自身の異論を党内で一度も主張したことがないという小池晃の記者会見でのコメントが100%嘘だと断言できる、たった一つの理由

共産党には「民主集中制」という原則があります。箇条書きします。

①党の意思決定には民主的な議論をつくし、最終的には多数決で決める。

②決定されたことは、みんなでその実行にあたる。

③すべての指導機関は、選挙によってつくられる。

④党内に派閥や分派はつくらない。

⑤意見が違うことによって、組織的な排除をおこなってはならない。

今回、争点となるのは④と⑤です。松竹さんは派閥を作ろうとしたのか、それとも異なる意見を述べただけなのかです。

小池晃さんの記者会見では、「松竹さんが異論を持ったから除名したのではない」と強調し、「党員は自由に意見を述べることができる」それなのに「松竹さんは自身の異論を党内で一度も主張したことはない。それを事実として彼は認めた」そして「突然、彼は党に攻撃した」というのです。小池さんは嘘が下手ですね。

感のいい方なら気づくでしょう。共産党の中央委員会が松竹さんに尋問した際、「党の誰かにその異論を言ったのか」と聞かれて「はいあります」と答えるバカはいませんよ。はいと言えば「誰に言ったのか」「どこに集まったのか」と突っ込まれます。つまり他の党員に迷惑がかかるのです。

松竹さんの元には「私も離党したい」という相談も来るそうです。松竹さんは「いや、できるなら残って欲しい」とお願いをするのです。松竹さんが党員として復活するには一人でも多くの味方が必要ですから。

松竹さんは党内に派閥、分派を作りたかったのでしょうか。それは不明ですが、まだそうした組織は無いのは明白です。ネットなどで緩やかな繋がりはあるのでしょうが、それは派閥、分派とは言えません。

そして、松竹さんが問題にしている自衛隊日米安保については、むしろ共産党が肯定しているようにも思えます。那覇市議会にて自衛隊への感謝決議に、自民党と共に賛成したのは共産党だけです。辺野古基地闘争も、警察との馴れ合いになっています。ダンプカーが通るときだけ「座り込み」って反対運動自体が目的になっていて、辺野古基地から沖縄の海を守る気は無いのです。これについては松竹さんも共産党もしっかりとして欲しいものです。松竹さんの共産党復帰を心から願います。

 #松竹伸幸

 #共産党