闘うブログ!レフティ中尾 社会派!

福祉を主なテーマに書いています。よろしくお願いします。

2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年兵庫県知事選挙 ふざけた選挙には投票に行くな!

よく、投票を棄権するのは選挙権の放棄だとか、少しでもマシな候補者を選べばいいとか言われます。しかし、真っ当な候補者が皆無では投票を棄権することも一つの闘い方であり、権利の行使でしょう。例えば、投票率が20%代となれば全ての候補者に猛省をさせる…

盛り上がりに欠けた2021年兵庫県知事選挙を分析します。

このブログでは特定の候補者や政党、政策等を支持するものではありません。よって、候補者名は伏せてお届けします。 今回、5名の候補者が立候補していますが、全員男性です。これは偶然と言えるのでしょうか。政治の世界に限らずジェンダーフリーとは程遠い…

コロナワクチン接種しました③予想だにしなかった副反応

注意!この文は私の体験と感想なので、必ずしも皆さまに当てはまるものではありません。 6月26日ワクチン接種から8日後の7月4日、午前6時に目が覚めました。そのときは何も違和感はありませんでした。その1時間後心身ともに重たさを感じます。接種の翌日にも…

生活保護入門⑩眞子さま、小室圭さんは安心して結婚できる理由

当たり前の話ですが結婚は当事者たちの問題であって、その親は最終的にはそれを阻害することはできません。 ただし、眞子さまと小室圭さんの御二方に関しては話が別だろうとする世論も理解はできます。それは小室さんの母親にある経済的な問題が不明瞭だから…

闘う書評!フロム「愛するということ」⑤神への愛とは身をもって愛と正義を生きること

今回は宗教的な愛、神への愛です。神への愛も他の対象への愛とはなんら変わらないものです。 ところでユダヤ教やキリスト教、イスラム教などは「父権的な宗教」です。この場合の父親(神)はその「子どもたち」に規律や掟を作り、父親の要求に応えた者に愛を…

コロナワクチン接種しました②接種翌日、副反応発生

注意!この記事は私の体験の感想とデータです。必ずしも皆様方に当てはまるものではありません。 コロナワクチン接種翌日、6時起床。腕を回すと左腕に筋肉痛があります。我慢できないほどではありませんが。体温を計る。36.6度。ほっとします。やはり、熱が…

コロナワクチン接種しました!①不安と緊張の1回目

注意!この記事はあくまでも私の個人的な体験と感想です。皆様方に必ずしも当てはまることではありません。 2021年6月18日、神戸市から「新型コロナウイルスワクチン接種のご案内」と書かれた郵便が届きました。中にはワクチンについての説明書、接種券、予…

闘う書評!フロム「愛するということ」④「自己愛」は悪いモノではなくて、むしろ大切な訳

心理学的な用語で「自己愛」ほど誤解されている用語はないでしょう。「自己愛性パーソナリティ障害」という病名まである位ですから。 ところで偶然YouTubeで、カウンセラーTさんが自己愛について語っていました。「毒親」の専門家らしいのですが、Tさんご本…

最低賃金の引き上げに反対する人たち。賃上げ賛成24名反対97名徹底分析

2021年3月23日に「最低賃金引き上げに反対する205名を分析します」という記事を当ブログにて書きました。3月22日に経済財政諮問会議が最低賃金の引き上げを検討していることをテレ東がYouTubeで報じたのです。そのコメント欄が非常に面白おかしかったのです…

闘う書評!フロム「愛するということ」③赤の他人を愛するときこそ、愛は開花する

「愛するということ」の訳者は鈴木晶さんです。1991年に出版されたのですが、2020年に新訳が出ました。読むとかなりの変更があり驚きます。特に注意が必要なのは二箇所あります。「兄弟愛」→「友愛」と「異性愛」→「恋愛」の変更です。 まず、「兄弟愛」です…

闘う書評!フロム「愛するということ」②愛する行為のみが人間を知り、生命を知り、宇宙を知る

前回から引き続き「愛するということ」を読んでいきます。 人は誰でも、人間とは何か、生命とは何か、世界とは、地球とは、宇宙とは何なのかを考える生き物です。それらに答えは辿り着けそうにはなくても、あきらめずに思考を続けるのです。 私たちは自分が…

闘う書評!フロム「愛するということ」①なぜ愛は技術なのか

最初に断りますが、「愛するということ」は恋愛指南の本ではありません。「THE ART OF LOVING」が原題で、愛の技術という意味です。 技術というからには、それを学ぶ必要があります。画家になるには、たくさん絵画を描かなければなりません。芸術の歴史も学…

コロナ禍、厚労省の外国人労働者支援に猛反発する人々

NHKで報じられた、厚労省による外国人労働者支援のニュースがTwitter上で猛反発にあっています。いったい何が気に入らないのでしょうか? 厚労省による支援は、この二つのみです。 ①ハローワークで多言語に対応できる通訳を増やす。 ②支援団体と情報を共有す…

日本の賃金は低すぎる!③ 最低賃金を上げよう!タクシー運賃のダンピングから考える。

2021年3月23日のブログ「最低賃金引き上げに反対する205名を分析します」 同年6月2日のブログ「日本の賃金は低すぎる!①」 同年6月4日のブログ「日本の賃金は低すぎる!②」 と日本の労働者の賃金の低さを批判してきました。今回は日本の最低賃金について具体…

生活保護入門⑨生活保護の家庭から大学進学への険しき道

Abema primeで生活保護世帯の子どもには大学進学が困難だというテーマで討論をしていました。(Abemaさんは生活保護をよくテーマに取り上げるので、私は一目置いています) さて、生活保護世帯の子が大学に進学をするには「世帯分離」をする必要があります。…

刑務所に入ったらアートを創ろう!

2021年6月12日の毎日新聞で坂上香さん(ドキュメンタリー映画監督)の記事を読みました。「ミシガン州の受刑者によるアート展」がミシガン大学で年に一回開催されているのです。欧米ではこうした取り組みは珍しくないそうです。プロのアーティストが指導をし…

「記者がいない」死刑執行は許されるのか

2021年6月4日毎日新聞の記事です。ずいぶんと踏み込んだ記事です。特に日本では死刑について語ること、考えることがほとんどタブーになっています。 記事によるとOECD加盟国で死刑制度があるのは日本とアメリカだけです。そのアメリカの死刑囚が手違いで、記…

日本の賃金は低すぎる!② 最低賃金を引き上げると3つの悪いことが起きる?

2021年6月4日のダイヤモンドオンラインの記事を読みました。「日本の最低賃金を1500円に引き上げたら起こる『3つの悪いこと』」がタイトルです。非常に興味深い記事ですが、これらは正しいのでしょうか? その3つを順番に検討します。 ①求人が減る 需要より…

日本の賃金は低すぎる!①(オーストラリア女性に同情されるレベル)

タロサックさんというユーチューバーがオーストラリアで現地に住んでいる女性たちに「結婚相手に求めるもの」を尋ねている動画を観ました。そこで二人組のイギリス人女性(シドニー在住)に旦那さんになる人は、バリバリ残業して沢山お金を稼いでくる人か、…

沖縄を考える② 闘う書評!「cocoon」今日マチ子

沖縄の「ひめゆり学徒隊」を描いた映画、ドラマ、文学は数多くあります。その中でも「cocoon」はマンガですが、これを読まずに「ひめゆり」は語れないほどの存在感のある作品です。(もっとも、作中で「ひめゆり」という言葉は出てきません。) 可愛らしいタ…

沖縄を考える① 闘う書評!「沖縄と国家」辺見庸 目取真俊

沖縄戦から76年、沖縄返還から49年。当事を知る沖縄に住む方々も歳を重ねています。これらは若者たちに語り継がれているのでしょうか。 沖縄の苦悩を「本土」に住む私たちは知っているのでしょうか。むしろ、かなり誤解しているように思えます。 Tokyo MXテ…

メンタリストDaigoの貧しい生活保護批判

私はメンタリストDaigoという人をよく知りません。興味もなかったのですが、ひろゆきさんと前澤友作さんがTwitter上でやりあっていたのを面白がっていたらDaigoさんのツイートが目に入りました。全文引用します。 「組織に金配ると横領する輩とか、企業との…

コロナ禍でホームレス化する少女たち

偶然、YouTubeで動画を見つけました。「コロナ禍でSOS急増、夜の街をさまよう少女たち」(NEWS23)です。 「ステイホーム」によって自宅にいることが増え、少女が親から虐待を受けるケースが増えているそうです。そのため家出をして居場所を探すのですが、彼…

闘う書評!「コロナ時代のパンセ」辺見庸 抜け落ちた2015年

配達されたこの本を受け取り、やや乱暴に袋を破り本を開けました。辺見庸さんの新刊は(月並みな表現ですが)私にとって特別なものです。目次に目を通して「2015年」が始まる46ページから読み始めました。81ページで「2015年」は終わるのですが、そこまで読…

コロナワクチン予約で横浜市が混乱状態。解決のために必要なたった一つのこと

2021年5月3日、横浜市でコロナワクチンの電話での予約受付が開始直後に200万件近いアクセスがあって回線がパンクしたようです。こうなることを予測した人は私だけではないでしょう。 とにかく、この混乱を解決してスムーズに接種ができるようにするには、単…

女性セブン、「生活保護」保存版大特集

女性セブン2021年4月29日号で7ページで生活保護の特集記事がありました。 「生活保護という命綱があるじゃないか!」とタイトルから力が入っています。 生活保護について知りたいことは全て網羅されています。コロナ禍、生活保護の申請が増えていること、受…

レジ袋とエコバッグと紙おむつと環境保全

レジ袋有料化のため、エコバッグを持ち歩きすることが定着しつつあります。もちろんいいことなのですが、レジ袋がフォーカスされた理由は、たぶん簡単に節約できるからです。 簡単ではないもの、例えば紙おむつがあります。これは名称が変です。ほとんどがプ…

ゆたぼんさんの登校拒否について。そして茂木健一郎さんへの問いかけ

この文は茂木健一郎さんのYouTube動画「ゆたぼんが中学に行かなくとも全く問題がない根本的な理由」に反論をしたコメント文をほぼそのまま掲載したものです。 コメント失礼します。 正直言って、茂木健一郎さんが何をおっしゃりたいのか測りかねます。 学校…

ゆたぼんさんはとりあえず中学校に通うべき

私は知らなかったのですが「ゆたぼん」さんという12歳の不登校YouTuberがいるそうです。本来なら中学一年生ですが4月早々から中学校には通わないと宣言しています。 それに関して茂木健一郎さんが、学校に通わなくてもホームエデュケーションの人がむしろ学…

ミャンマークーデター。軍が市民に銃撃。私なら武器を取れるのか

ミャンマー軍による市民への弾圧は当面終わりそうにありません。軍はデモ参加者に「頭や背中を撃たれる危険性があることを学ぶべきだ」と公然と警告しています。最悪の事態です。 YouTubeで軍とデモ参加者が交戦している映像を見ることができます。対抗する…