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日本の賃金は低すぎる!①(オーストラリア女性に同情されるレベル)

タロサックさんというユーチューバーがオーストラリアで現地に住んでいる女性たちに「結婚相手に求めるもの」を尋ねている動画を観ました。そこで二人組のイギリス人女性(シドニー在住)に旦那さんになる人は、バリバリ残業して沢山お金を稼いでくる人か、もしくは週38時間労働で生活に困らない給料で、そのかわり時間には余裕がある人か、どちらを好むのかを聞いたのです。

二人とも、後者を選ぶと即答しました。それほどお金には執着はしないのかなぁと思っていると、タロサックさんは旦那さんの給料はどれくらい欲しいのかを聞きました。(タロサックさんの質問がストレート過ぎて面白い)

すると女性の一人が夫婦で2100万円あればいいよねと答えました。「贅沢は言わないけれど、これくらいで普通よね」という表情です。もう一人も首を縦に振っています。

それを聞いたタロサックさん、日本人では30代の平均年収は500万円くらいだと首をすくめます。(実際はもっと低い)

女性たちは「クレイジー!」とあきれます。なんだか貧しい日本人を同情されているようです。

実際、我が日本と他の先進国の間に、経済的な格差が歴然としている事実は知られていない、あるいは知っていても口にはしないのです。

ところでアナリストのアトキンソンさんによれば、国の最低賃金の高低はその国の賃金の中央値に対する割合を見て判断するべきだそうです。2018年の日本の最低賃金は中央値の0.42です。これは29ヵ国中25位でメキシコと同水準です。

という訳で、日本人男子はユーロ圏やオーストラリアの女性とは結婚が困難なようです。あるいは日本を脱出して、海外の企業で働くのが利口かと思うのです。