2021年兵庫県知事選挙 ふざけた選挙には投票に行くな!
よく、投票を棄権するのは選挙権の放棄だとか、少しでもマシな候補者を選べばいいとか言われます。しかし、真っ当な候補者が皆無では投票を棄権することも一つの闘い方であり、権利の行使でしょう。例えば、投票率が20%代となれば全ての候補者に猛省をさせることができます。
今回の選挙では立候補者5名が全員男性です。兵庫県というど田舎では、女性の政治家は育たないとでも言うのでしょうか。
そして、ふざけているというか怒りを覚えるのは、候補者の内3名は女性を副知事に登用するという公約を打ち出していることです。
副知事は知事が任命することで選ばれます。選挙で選ばれるのではない人に、権限を与えることは民主主義とは程遠いです。
問題はそれだけではなくて、男性の知事が女性の副知事を指名することが、ジェンダーフリーだと勘違いをしていることです。こんなにも女性をバカにした公約に何故誰も怒らないのか不思議です。女性に男性の補佐をさせるのを当然だとするジェンダーフリーは有り得ません。女性が副知事になるには、知事である男性に気に入られなければなりません。そうした時代錯誤な価値観を自民党も共産党も持っているのです。
非民主主義的な副知事制度を変えるのはもちろん、誤ったジェンダーフリーを正しきものにすることが必要です。無論、何がなんでも女性が知事になるべきだとは思っていません。そうではなくて、女性であれ男性であれ、選挙に出馬する機会を平等にしようと言いたいのです。今回の知事選挙では私は投票をしません。
#兵庫県知事選挙