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刑務所に入ったらアートを創ろう!

2021年6月12日の毎日新聞坂上香さん(ドキュメンタリー映画監督)の記事を読みました。「ミシガン州の受刑者によるアート展」がミシガン大学で年に一回開催されているのです。欧米ではこうした取り組みは珍しくないそうです。プロのアーティストが指導をしており、それは受刑者たちの生きがいになり、自尊心を育むことにもなります。受刑者たちの作品に触れて、対話や交流をすることは学生にとっても意義があるでしょう。

その作品の中には死刑制度を批判するものもあります。立体的な作品で絞首刑の刑場を描いているのですが、日本では受刑者が刑罰や司法制度を批判することはありえません。

刑罰を与えることのみに特化されていて、強制的に超低賃金労働をさせられて、もちろん自己表現もできないのが日本の塀の中です。刑務所の外からはその内部を計り知ることはできません。また、受刑者と市民の交流もありません。

という訳なので、日本の受刑者にもアートを創ることを認めて欲しいのです。受刑者と社会との繋がりは、更生のためにも必要です。それに私が何かの間違いで刑務所に入ったら、絵を描いたり工作を組み立てたりしたいのです。