コロナ禍でホームレス化する少女たち

偶然、YouTubeで動画を見つけました。「コロナ禍でSOS急増、夜の街をさまよう少女たち」（NEWS23）です。

「ステイホーム」によって自宅にいることが増え、少女が親から虐待を受けるケースが増えているそうです。そのため家出をして居場所を探すのですが、彼女を支援する人たちは限られています。Twitterなどで助けを求め、泊る所を探しても怪しい男性にしか繋がらないでしょう。事実上のホームレスです。（動画ではそう表現していません）

従来のホームレス支援では10代少女は想定されていません。また、生活保護のような公的支援も同様です。だから危険も承知して夜の繁華街を彷徨うのです。

彼女たちを支援する「colabo」の活動の一端を動画で紹介していました。代表の仁藤さんは夜の歌舞伎町で少女たちに地道に声かけしています。そしてピンク色の大きなテントでカフェを開いて食事や服などを提供しているのです。

「colabo」の活動は素晴らしいことです。ただ、気になったのは少女たちはどこで夜を明かすのでしょうか。住居がないと安心して生活ができません。公的な支援が必要です。また、こうした現状を多くの人が知るべきです。