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働くことがつらい人は仕事を辞めて、生活保護を受給しよう

坂口恭平さん(作家、画家)のツイートです。全文引用します。

「電話してくる人で生活保護もらってると聞くと安心する。今の時代、ほんとに労働環境悪いし賃金やすいので、しばらくは労働には戻らない方がいい。それよりも金と関係ない、近くの木立や鳥たちや川の水、咲いてる花、そして大事な友達、小さい頃から好きな本、詩などに目を向けて、生きてくださいね」

坂口さんは自身が双極性障害でもあって、メンタル疾患にはとても理解があるのです。また、無償で「いのっちの電話」(坂口さんおひとりでいのちの電話を24時間受けている)を開いています。そして自殺念慮を抱えた人に生活保護をすすめているのです。無事に保護を受けたらお金のかからない趣味を持てばいいのです。(そう言えば、ひろゆきさんも同様のコメントをYouTubeで発信していました。釣りとかをすすめていました)これには全面的に同意します。一旦、賃労働から抜け出して、ストレスを解消するのも選択肢の一つです。

坂口さんとひろゆきさんは郊外の自然の豊かな所での生活をすすめています。その際の注意点ですが、お金があるうちに郊外へと引っ越しをする必要があります。生活保護を受給すると、引っ越し代は生活費から捻出するのが原則のため、引っ越しのハードルが高くなります。

私がおすすめするのは、精神疾患なら精神科デイケアに通うことです。デイケアは医療の一環なので、その利用費は生活保護の医療扶助から支給されます。デイケアは基本的にお金を使わないので経済的に楽になります。食事も無料で提供されます。デイナイトケアなら二食付きます。生活費がとても浮きます。友だちも出来るかもしれません。

あとは、障害年金障害者手帳を申請しましょう。まあ、精神科に通って診断書を書いてもらう必要はありますが、障害年金を受給していると生活保護費に障害者加算が付きます。これはかなり大きいです。障害の程度や居住地で金額は変動しますが、15000円から26000円位支給されるのです。周りのサポートが無ければ生活できないというのが精神の障害年金の目安です。詳しくは精神科医精神保健福祉士に相談しましょう。

とにかく、メンタルを壊してまで働く必要はないのです。その回復には時間もかかるかもしれません。生活保護の要件が当てはまる人は(お金が無くて、扶養してくれる人がいないこと)遠慮なく生活保護を申請、受給しましょう。これは権利を行使するだけの話で、恥ずかしいことではありません。堂々と福祉事務所に行きましょう。生活や精神が安定してから復職などを考えればいいのです。

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