闘うブログ!レフティ中尾 社会派!

福祉を主なテーマに書いています。よろしくお願いします。

ひろゆきさん、生活保護を語る

私は、ひろゆきさんのことをよく知りません。彼の信条とかは分からないのですが、1分弱の短い動画で手振りを交えながら質問者に答える姿には知性を感じられます。

質問をしているのは19歳の精神疾患のある方です。この先、生きていけるか不安だという相談に、ひろゆきさんは生活保護を勧めていました。

ひろゆきさんは、福祉事務所では「相談」に来ましたとは言わず、「申請」に来ましたと言おう、と述べました。はい、これは大正解です。申請する権利は侵害されません。

次に、精神科で診断書を貰って福祉事務所に提出しましょうと言ったのですが、これは不要です。精神科で生活保護を検討しているとは言うべきですが、お金を払って診断書を書いて貰う必要はありません。福祉事務所は精神科に病状調査をするので心配はいりません。

もう一つ、19歳の方ですがご家族と同居しているなら生活保護は受給できません。生活保護は世帯単位ですから。一人暮らしでしたら問題はありませんが。

精神疾患の方、仕事ができないのならたぶん同居されているのではないでしょうか。現状の生活保護制度では個別には受給できません。よって彼が生活保護を受給するのは難しいでしょう。

現実的な提案としては障害年金を申請するべきです。年金ならばご家族と同居していても受給できます。それを貯蓄するとかは自由なので、貯蓄に制限のある生活保護よりもメリットはあるでしょう。まあ、今回に限って言えばひろゆきさん、少々舌足らずでした。