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生活保護を却下されたガーナ人が千葉市を提訴。外国人が生活保護を受けるのはアリなのか

ガーナ国籍で31歳の男性は、2015年に日本語を学ぶため来日しました。日本語学校を卒業して就労ビザを取得します。働いていましたが、慢性腎不全を患って透析治療が必要となります。2020年に在留資格を得ましたが、仕事ができずに頼れる親族もいないため、2021年11月生活保護を申請します。ところが千葉市は国民に準ずる在留資格がないと判断して申請を却下したのです。

結論を述べますが、生活保護受給できますよ。同じような境遇の外国人で生活保護を活用している人は多いでしょう。

男性はこれまで、働いて給料をもらい、税金を納め、国保にも加入していたでしょう。ところが、病気にかかり働けなくなったので生活保護を申請したのです。

生活保護法の対象は日本国民ですが、外国人も制度の準用として保護されるのです。これは人道的な問題だからです。

日本では外国人が生活保護を受給することに、必要以上に厳しい目を向けています。生活保護を受給するな、日本から出て行け、という感情論です。

ひろゆきさんもTwitterでこう述べていました。

「外国人技術実習生(ママ)に永住権を渡すと、家族を呼び寄せることができます。

大家族を呼び寄せて、仕事がなくなると、全員生活保護で医療費は無限に使えるようになります。

なので高度な技術を持たない外国人労働者に永住権付与はトラブルを増やすことになると思っているおいらです」

外国人労働者が大家族を呼び寄せて、生活保護を受給するって、過去にそんなケースがあったのでしょうか?それは作り話でしょう。第一、すでに生活保護を受給している外国人は約5万世帯あるのに、何かトラブルは増えているのでしょうか。

外国人の生活保護受給者が増えるのは、日本が貧困化しているからです。外国人がもっと雇用されれば、生活保護受給者も減少します。

仮に、ガーナ人男性がガーナへ強制送還されれば、日本は世界から非難を浴びることになります。都合よく働かせて、病気になれば追い出すことは、国として恥ずかしいことです。

今回は、千葉市が間違った法解釈をしただけです。ガーナ人男性が生活保護を受けて、生活を立て直せるよう心から願います。

#外国人の生活保護

#ひろゆき