100年の日本共産党の歴史が動く。前例なき党首選が開かれる！

いやいや、驚きましたよ。雑誌「論座」にて「私、党首選に出ます！〜『自衛隊活用論』を唱えてきたヒラ党員の覚悟」の記事を読みました。松竹伸幸さんの記事です。

私は日本共産党の内部事情は詳しくないのですが、たぶん共産党の100年の歴史の中で、党首選が開かれるのは初めてのことではないでしょうか。無事に選挙が開かれればの話ですが。

あらためて言うまでもなく、共産党の現委員長は志位和夫さんです。2022年現在、22年間党首を継続しています。長期政権です。この間、共産党が勢力を伸ばしているのならまだしも、近年では国政選挙で敗北が続いています。それなのに志位さんの責任を問う声は共産党内部からは聞こえてはきません。だから党首選などもまず有り得ないことです。

個人的には小池晃さんや田村智子さんが党首選に出馬すれば面白いと思うのですが、現状ではその可能性はゼロです。という訳で、松竹伸幸さんが出馬をするかもしれないのです。

松竹さんは何を訴えたいのでしょうか。一つは党首選を開くことそのものが目的で、もう一つは自衛隊についてです。事実、今の共産党は自衛隊の評価がブレにぶれています。沖縄での自衛隊感謝決議に自民党と共に賛成し、（他の政党は全て退席）また、現憲法下でもいざとなれば自衛隊を活用できると公言しています。いずれも以前の共産党では考えられない発言です。それに不満を持つ党員はいないのでしょうか。

まだ、松竹さんは、もっと突っ込んだコメントを発していないのですが、今後には注目したいと思っています。この件で、松竹さんが共産党から追放されないことを願います。

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