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ワールドカップ開催地カタールで、労働者6500人が死亡!?英紙ガーディアンなどが報道

信じられないことです。2010年から12年間近くで大惨事、いや大殺戮と言っていい事態が起こっていたのです。ワールドカップのために外国人労働者が大勢亡くなったのです。ガーディアン紙はイギリスの大手メディアで、根拠のない報道はしないでしょう。しかし、疑問点が5点あります。

①労働者の死因は何か?

ガーディアンによれば、労働者の死因は急性心疾患や急性呼吸器疾患といった自然死が大半です。つまり、過労や酷暑が原因なのです。

②何故今までこの問題が隠蔽され続けたのか?

単純計算で、年間500人近くが死亡したことになります。カタール政府はこれを巧妙に隠し通したと言えます。しかし、12年間も海外メディアがそれを把握できなかったのは不自然です。

③大会が予定通りに開催されていいのか?

今のところ、それに抗議をして大会参加をボイコットする国はないようです。阪神大震災クラスの犠牲者がでているのに、大会を強行開催するのは死者への冒涜ではないでしょうか。

④この問題は氷山の一角ではないのか?

そのカタールで働く外国人労働者は、主にインド、ネパール、バングラデシュスリランカパキスタンです。しかし、他の国からの出稼ぎ労働者はカウントされていないようで、実際の死亡者は6500人をはるかに超えている可能性があります。

⑤何故それでもインフラは無事に整備されたのか?

労働者も自分自身を守るために、ストライキサボタージュをするはずです。暴力などで労働者を馬車馬の如く働かせたのでしょうか。

私は思うのです。ワールドカップやオリンピックはそんなに大事なのかと。「平和の祭典」なんて嘘っぱちじゃないかと。こんなもの無くせ、とは言いませんが、最低限そのために働く労働者の安全は守られる必要があります。犠牲となった大勢の人たちのことを思えば、ワールドカップを楽しむなどできません。この事件の詳細を調査することが、大会開催より優先されて欲しいものです。

 #ワールドカップ カタール 

 #外国人労働者6500人死亡