看護師や救急隊員がストライキ!闘うイギリス人と闘えない日本人
イギリスが燃えています。物価や光熱費が高騰する中、交通機関や郵便配達などがストライキにより機能不全となっています。そればかりか、医療職である看護師や救急隊員までストライキに突入しています。
そのため、病院では手術が延期されたり、救急車を軍人が運転したりしているようです。日本では考えられないことです。日本の野党の政治家なんて、口では賃上げを(一応)謳いながら、ストライキの一つも煽動できないのですから。
また、光熱費の支払いをボイコットする運動も大規模に開始されました。これもまた過激なことです。電力・ガス会社は、そのまま指を咥えていては収入が途絶えます。
思うに、日本には「労働者の政党」が存在しないのです。イギリスの労働党のような。立憲民主党や共産党、社民党、れいわ新選組などは知識人、インテリの政党です。労働者からの叩き上げの政治家って何人いるのでしょうか。労働者の立場に立たない、労働者の声を聞かないのだから、選挙でも自民党に勝てないのです。
日本の「左翼」の政治家・知識人は、根本的に戦略を立て直すことを考えるべきです。その手掛かりとして、欧州の左派政党から積極的に学ぶことが必要です。そして左派政党を一つにまとめて「百貨店」のような勢力を作るのです。今の野党はどこも「専門店」ばかりで、自民党のような老舗のデパートには勝てる訳がないのです。
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