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緊急投稿!名古屋高速道路で大型バス横転事故。その時、助かる術はあるのか。3つ目の脱出ルートを作れ!

まだ、事故の全貌は明らかになっていないため、推測の部分もありますが、ご容赦ください。

おそらく、高速出口に侵入するときに分離帯を誤って右の車輪を踏んだため、左側面を下にして横転したと思われます。その後約1分で後部のエンジン部か、床下の燃料タンクで火の手が上がったのでしょう。(事故後1分で炎が見えたとの目撃者の証言があります)

左手の乗降口は開かないので、脱出ルートは右後ろの非常扉だけです。天井へと這い上がる必要があるため、簡単には外に出られません。おそらく、バスの運転手が誘導したのでしょう。

天井から抜けるため、事故で手足が負傷していれば脱出が困難になります。そうでなくても誰かがパニックに陥る危険性もあります。火災が発生していればタイムリミットはわずかです。その中で7人も生存者がいるのは奇跡的です。

この事故から学ぶこと、それは一人ひとりが非常時に脱出する術を頭に入れておくことです。バスの非常扉の位置を確認することは基本です。しかし、実際にそれを操作した人はバスの運転手以外にはなさそうです。長距離バスが発車する前に、運転手が扉の操作をレクチャーしてもいいでしょう。

そして、提言があります。バスの屋根からの脱出ルートをつくるべきです。やはり、バスが横転した状態から非常扉を開けるのは至難の業です。屋根を開閉すればスムーズに避難が出来ます。バスの構造から、前後から脱出するのは無理そうです。しかし、屋根には障害物がないので理論上は可能です。昔流行った、サンルーフのようなものです。

最後に、バスやトラックなどの運転手の長時間労働を改善して欲しいです。ベテランドライバーでも突然来る眠気には勝てません。私も元タクシードライバーでしたが、眠気が少しでもあれば休息をとっていました。しかし、長距離バスドライバーの場合は、眠くなっても休息は取れないでしょう。改善するとすれば労働時間の短縮しか無さそうです。賃金が安いため、ドライバー職を目指す人がほとんどいないことも課題です。

 #大型バス事故