ウクライナ、対戦車ミサイルで戦う女性を賛美するメディアは正気なのか
YouTubeで観られるANNのニュースチャンネルで「二児の母が戦車破壊、反撃続くウクライナ軍の最前線」という動画がありました。10時間程で34万回の視聴です。報道番組らしさは皆無で、ウクライナの市民たちの勇ましさを強調した動画になっています。
その母親は軍人ではなくて、赤い乗用車(マイカー?)を運転してロシア軍の戦車に近づいて対戦車ミサイル(ジャベリン?)を発射し、撃退したそうです。彼女のコメントがこれです。
「私が守っているのはキエフやウクライナ、ヨーロッパだけではなくて民主主義です」
世界のフェミニスト達はこの報道をどう見ているのでしょうか。抗議をしていないのでしょうか。民間人の女性に対戦車ミサイルを渡して、目立つであろう赤い乗用車で一人最前線に送ることは人道的に大問題です。そういえば、ウクライナ軍の女性パイロットが戦死したという報道も、開戦直後にありました。
軍人であれ、民間人であれ、女性が武器を持って戦うことには私は反対です。それを美談にしてプロパガンダに使うことにも賛同できません。この戦争が「民主主義」を守る戦いだとしてもです。
何故なら、旧日本軍が戦争末期に女性たちに竹槍訓練をさせていたことを連想するからです。竹槍がジャベリンであっても同じことです。
「戦争反対」と言いながら女性を巻き込む戦いを批判できない理由が分かりません。これはウクライナとロシアとどちらが正しいのかということではなくて、道義的な問題なのです。私は戦争に反対するからこそ、女性が武器を持つことに反対します。
#ウクライナ戦争
#女性兵士