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共産党志位和夫委員長が毎日新聞に激怒!毎日新聞山田孝男さんの「特異な天皇論」とは何か?いよいよ共産党は分裂する?

志位さんのツイート(2021年12月6日)では「(山田孝男さんの)特異な天皇論」をひたすらに叩いていました。怒り心頭とはこのことです。同じ日付の毎日新聞の山田さんのコラム「共産党、政権参加なら」を読んだ上でのお怒りなのですが、このコラムには共産党を非難する言葉はありません。むしろ、タイトル通り共産党へのエールと言ってもいい内容です。何があったのでしょうか。キーワードは「特異な天皇論」です。でも山田さんのコラムにも志位さんのツイートにもその「特異な天皇論」の中身には全く触れてはいません。

山田さんはコラムで「(過去の大戦の)教訓は現代にも当てはまる。与党は言わずもがなだが、安保や天皇をめぐる共産党綱領の現実離れも、私から見れば度を超している」と述べています。まあ、共産党も同じ穴のムジナになってはダメだよねというニュアンスです。志位さんに向けて、安保や自衛隊天皇に対する立ち位置を明確にして欲しい、と言っているに過ぎないのです。志位さんの言う「特異な天皇論」の正体は全く判然としないのです。

今後ですが、共産党毎日新聞の関係は急激に冷え込むでしょう。毎日新聞・山田さんが謝罪をすることはありえません。そうなれば損をするのは共産党です。志位さんは数少ない味方を手放したと言えます。

共産党の迷走は2021年8月4日の志位さんの講演から感じられました。「自民党政治はまともな保守とは言えない」「野党共闘は広大な保守の人々と共産党を含む共闘に発展している」と述べて、その講演後「世界各国の共産党が保守のグループと協力して政治を変えようとすることはあまりない。全くユニークな取り組みだ」と発言しました。

志位さんはハッキリと「まともな保守」とは組みますよと明言しているのです。おそらく、共産党内でも激震が走ったことでしょう。

また、2021年9月12日付の赤旗日曜版では保守論客である中島岳志さんのインタビュー記事があって「共産党の政策は真面目な保守の人たちが言っていることです」と発言しています。過去の赤旗には無かった「保守」というワードが突然現れたのです。

だから、過去の私のブログにて予測したように「共産党右派(志位さん)」と「共産党左派」とに分裂することも現実味を帯びてきたように思えます。共産党の長い歴史の分岐点がやってくるのでしょうか。また、「特異な天皇論」についても志位さんには具体的にコメントして欲しいものです。

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