闘うブログ!レフティ中尾 社会派!

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衆院選公示!誰に投票するのかではなく、自分が立候補したい

例えば、日本の政治を変えたいと志しても、立候補はまずできません。自分がかなりの金持ちでない限りは。

日本には供託金という制度があります。小選挙区に立候補するには300万円必要です。有効投票数の10%を割ると没収されます。

諸外国では供託金は桁違いに少なくて、そもそも供託金が必要のない国もあります。日本では被選挙権の平等がないのです。

供託金制度によって既存の政党が守られるのだから、その制度を変えることはほぼ不可能です。それでも、自分の価値観に近い政党があればいいのですが、私のように北欧型の福祉国家を理想とする人には、どの政党も応援できないのです。例えば、消費税減税などは断固反対です。

もし、どうしても政治家になりたければ、既存の政党のどこかに入党することから始めなくてはなりません。そこで党員を増やしたり、雑用その他に取り組み、党内での地位を確立しなければなりません。一朝一夕にできるものではなく、立候補できるころにはおじいさんになりそうです。

これのどこが「民主主義」なのでしょうか?

選挙があるたびに、やれ投票に行けとか、投票を棄権するのは無責任だと言われますが、私のような人もいることは忘れないで欲しいです。政治に無関心なのではなくて、この国を変えたいために、あえて投票に行かないという人もいるはずです。

 

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#供託金