鹿児島刑務所で日本茶、紅茶を栽培。法務省福岡矯正管区が創刊した季刊誌lutoneとは

偶然見つけたのですが、lutoneを読みました。オールカラーの8ページの雑誌です。創刊号では鹿児島刑務所の茶畑で、警務作業を行なっていることを紹介しています。

表紙は縁側に座った女性が湯飲みを手にしている写真です。「日本の夏、日本茶の夏」というタイトルで、なんだかオシャレです。ページをめくると青空の下、茶畑が広がっている写真です。ここで栽培されているお茶の紹介や、作業をする受刑者、看守の方のインタビュー記事があります。

私は、刑務所でお茶の栽培をしていることも知りませんでした。家具とか革靴などを窓のない作業所で作るイメージしかなかったのです。それにしても、太陽の下で農作業をするのは健康的で素晴らしいと思います。

賛否はあるでしょうが、私はこの取組みが受刑者たちの待遇の改善につながることを願っています。もちろん、罪を償うことは大前提ですが、社会復帰のためにはお金も必要ですし、人とのコミュニケーションも大切です。（刑務所では原則会話はできません）日本の刑務所は厳しい所なのに、出所後の再犯率は高いという現実があります。雑誌「lutone」が刑務所と世間との架け橋になることを願います。

鹿児島刑務所へのお問い合わせは0995-75-4342です。無農薬栽培の美味しいお茶が買えますよ。

#鹿児島刑務所

#lutone