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選択的週休3日制について野党も議論すべき

2021年4月5日、加藤勝信官房長官は記者会見で選択的週休3日制について「政府として、どういうことができるのか検討していきたい」と述べました。実現すれば労働者にとって働き方の選択肢が増えることになります。介護や育児などと仕事を両立できるようになります。また、家族と過ごす時間も増えるでしょう。

フィンランドではサンナマリン首相が1日6時間労働、週休3日制を目指しています。サンナマリンは社会民主党で、いわゆる左派です。何故か日本では右派であるところの自民党最低賃金の引き上げや週休3日制に熱心です。アベコベもいいところです。

ところで最低賃金にしろ週休3日制にしろ、立憲民主党共産党など野党が指を加えてダンマリをしているのは何故でしょう。議論に参加しないだけではなく、賛成か反対かの意思も表していません。自民党に先を越されたから面白くないという気持ちでしょうか。

週休3日制についてはもちろん課題もあります。当面は大企業の社員や公務員にしか恩恵がないのかもしれません。私はそれでもいいじゃないかと思うのです。大企業の社員の待遇が上がらずに、中小企業の社員の待遇が良くなるわけはありませんから。このところ、存在意義がなくなりつつある野党にはもっと頑張って欲しいのです。「護憲」や「反原発」にしか興味がない政党が選挙に勝てるわけはないでしょうから。