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誤解されている「働かざる者食うべからず」の意味

生活保護を批判するときに、よく使われる慣用句があります。「働かざる者食うべからず」です。新約聖書が語源らしいのですが、現代ではレーニンの言葉として知られています。また、ソビエト連邦憲法にも書かれています。

ただ、この言葉の意味は誤解されていることが多いようです。「怠け者は食べる資格がない」という意味ではありません。正しくは、労働者を搾取してその不労所得で贅沢をしている資本家を批判する言葉です。

私が以前、タクシードライバーをしていた時、その社長は他にもパチンコ屋や金貸し業も経営しているらしく、タクシーの営業所にはほとんど足を運びませんでした。(出社してもすることがないのでしょう)。この社長こそ「働かざるもの」です。なにしろ、有名なホテルで自身の「誕生パーティー」をするような人でしたから。労働組合の幹部もパーティーに招待して手懐けたりしていました。今、思い出しても腹が立ちます。