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緊急企画、インボイス制度の徴税コストはいかほどなのか。

インボイスの徴税コストが年間4兆円だという、とんでもないデマが拡散されていることを当ブログで批判しました。これが本当なら事務員さんの給料も億単位になること間違いありません。爆笑です。

また、Twitter(X)にて、もうひとりデマを流す著名人がまた現れました。映像作家の想田和弘さんです。引用します。

インボイス制度を導入することによって、日本政府は2480億円の増収を見込んでいるようですが、それに伴う行政コストはどのくらい増えるのでしょうね。制度対応にかかる企業の事務処理コストは凄まじく日本全国で毎月(!)約3413億円かかるそうです。完全にアホです」

想田さんは、まともな方だと思っていましたよ、今までは。彼を完全なアホとまでは言いませんが、デマを流すことの罪を知っていただきたいモノです。普通に考えて分からないのでしょうかね。

だから、私がインボイスの徴税コストを弾き出します。と言っても私も税に関しては素人なので、助っ人に全てを託します。AIならば計算は得意なはずです。Googleのbardさん、お願いします。

インボイスの徴税コストを大雑把でいいので計算して下さい」

インボイスの徴税コストは、大きく分けて以下の2つに分けられます。

⚪︎インボイスの発行・保存にかかるコスト。

⚪︎インボイスの確認・検査にかかるコスト。

(略)インボイスの作成は、通常の領収書や請求書の作成と同様のコストがかかるため、その費用はほとんど変わらないと考えられます。インボイスの送付は、通常の領収書や請求書と同様に、郵送や宅配などで行うため、その費用もほとんど変わらないと考えられます」

明解です。ぶちまけた話、今までの事務手続きとは、ほとんど変わらないのです。ただ今までの免税事業所にとっては、今後やるべきことが増えることでしょう。

「(略)大雑把な計算で、インボイスの発行・保存にかかるコストは、インボイスを発行する事業者の規模や業種によって異なりますが、1件あたり100円程度とすると年間でおよそ100億円程度になると推定されます。インボイスの確認・検査にかかるコストは、インボイスの記載内容の確認にかかるコストがほとんどであり、年間で約50億円程度になると推定されます。

したがって、インボイス制度の徴税コストは、推定で約150億円程度になると推定されます」

bardによる計算式は非常に分かりやすくて説得力のあるものです。金額はもちろん大雑把なものですが、まあ当たらずとも遠からずでしょう。

「なお、インボイス制度の導入により、消費税の申告・納税の効率化や、消費税の脱税の抑制などの効果が期待できるため、徴税コストの増加は、これらの効果によって相殺されると考えられます」

このように、インボイス制度はむしろ徴税コストを下げるのです。「年間コスト4兆円だ!」と言う著名人はどういう計算をしたのかを説明すべきです。

今回のインボイス騒動で思ったのは、インボイスに反対をする事業者や政党や著名人の考えることは「経団連」とほぼ同じなのです。「プチ経団連」です。立憲民主党共産党は「プチ自民党」なのです。何故なら、自分たちの利益のため「だけ」に政治を動かそうとしているのですから。税の公平性と可視化こそ本来なら訴えるべきです。という訳で、今回は他力本願でブログを書きました。AIに頼ってブログを書くのも、たまには良いでしょう。bardというブラウジングAIは、使い方さえ間違わなければ頼もしい味方になりますね。

 #インボイスの徴税コスト