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スシロー「ペロペロ事件」の高校生の無罪を願います

スシローでの高校生による「事件」については、高校生を非難することはともかく、SNSで過剰に叩くことには反対だと以前述べました。その後、スシローは高校生に対し、約1億6000万円の損害賠償を請求するというニュースがあったので気が変わりました。というよりも怒りが沸々とわいてきました。高校生への処罰は裁判で決められることですが、私は無罪になって欲しいと強く願います。バイトに時給1000円前後しか払わない店なんて、擁護する必要はありません。

有罪となってもせいぜい損害賠償5万円程度の事件だと思います。彼は社会的な制裁は充分すぎるほど食らっています。事件では彼一人ではなく、撮影者や取り巻きが数名いました。そのグループの中では一番下っ端だった人がペロペロを実行したことは容易に想像できます。つまりその下っ端君は否応なしに、拒否できずにペロペロしたのです。主犯は別にいる可能性が大です。

回転寿司の醤油や、牛丼屋の紅しょうが、うどんチェーン店の天かすなどは、もともと衛生的なものではありません。不特定多数の人の指や唾が触れるのは避けられないのですから。そのお店は、お客さんが入れ替わるときに、テーブルをアルコール消毒しているのでしょうか?

また、この事件を引き起こしたことは、スシローによる「おとり広告」や「偽装マグロ」の事件と無関係ではありません。企業イメージが悪い店ほど付け込まれやすいものです。スシロー経営陣は、むしろ彼らに感謝しているのかもしれません。

SNSでは叩きやすい人を一層叩きます。この騒動で、高校生とその家族の人生が終了することをスシローは願っているのでしょうか?彼らが首を吊ることを世間は待ち望んでいるのでしょうか?そうした企業の冷徹さや世間のゆとりの無さこそ、私は恐ろしいのです。繰り返しますが、私は彼の無罪を望みます。スシローと、何よりSNSの世論に対して強い怒りを感じるのです。もっと冷静な議論こそ必要です。

 #スシローペロペロ事件