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明石市長泉房穂がNHKを非難する。NHKは本当に不要なのか

最近、NHKを非難する(批判では無い)声がSNSなどで増殖しています。それは一般の人の声だけでは無くて、著名人もそれを扇動しているようです。明石市泉房穂のツイートを全文載せます。

「『元NHKディレクター』という職歴が恥ずかしくなる。NHKは“不要”であるのみならず、“有害”放送局ではあるまいか。国民から受信料を強制徴収しておきながら、権力に忖度して、国民に嘘を垂れ流す放送局に存在価値はない。なくなった方が国民のためかもしれない…」

NHKのこの番組が酷いとか、〇〇ニュースのキャスターが気に入らないと言うのであれば、それは正当な批判です。そうではなく、NHKを不要だとか有害だとか、何の根拠もなく叩くのは、ただの言論弾圧です。

泉市長がご存知でないはずはありませんが、高齢者の集まるデイサービスや老人ホームなどで見られるのはNHKです。それに民放には逆立ちしてもマネできないコンテンツが揃っています。

NHKスペシャル日曜討論、名曲アルバム、連続テレビ小説ダーウィンが来た、バリバラ、こころの時代など、これらの番組は教養を深められるモノです。なくなったら困りますよ。

NHK叩きの背景には貧困問題があります。昔と違い、NHK受信料や新聞代が払えない人々が増えているのです。これは、NHKや新聞各社の責任とは言えません。仮に将来NHKがなくなったら、次の標的は新聞社です。左派リベラルの著名人が朝日新聞を叩くという時代にはすでに突入しています。

そして、YahooニュースやYouTubeは、基本的に無料であるゆえに非難はされないのです。その後現れるのは言論統制です。だからNHKや新聞社は今なお価値はあるのです。

NHK受信料の問題は、貧困そのものを解消することが解決策になります。新聞も同様です。NHKや新聞を無くして言論の自由は守れないのです。泉市長は、おのれもまた権力者であることを自覚する必要があります。彼を市民派首長と呼ぶのは危険です。

 #NHK   

   #泉房穂 

 #原論弾圧