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ウクライナの戦争を止める唯一の方法

サッカー選手の本田圭佑さんのツイートが話題になりました。一部抜粋します。

プーチン大統領の記者会見を見たけど、もうウクライナNATOへの参加拒否をするしかない…ロシアのリーダーってのはここからの交渉は一切通用しない…僕はただウクライナが譲歩しないと戦争が起こるという話をしています」

そして開戦後、本田さんの悲鳴のようなツイート。

「戦争が始まった。人が死ぬ。子どもが死ぬ。もう他人事じゃない。日本だっていつまで安全かなんてわからない。今後は中国がどうでるか」

本田さんは慧眼な人です。彼のツイートには賛否両論がありましたが、たぶん本田さんの発言が気に入らない人たちは、「サッカー選手が偉そうに」といった、上から目線のくだらない感情があったのでしょう。

私も2022年2月15日の当ブログで戦争を回避する唯一の方法として「ロシアは国境から軍を引く、アメリカはウクライナNATOに組み入れないこと」と述べました。これ以外に双方の落とし所はありません。本田さんとほぼ同じことを言ったのです。

そしてロシア軍はウクライナに侵攻しました。意外だったのはアメリカ軍及びNATO軍が応戦していないことです。何かを企んでいるのかもしれません。それにしても、ウクライナのゼレンスキー大統領の存在感の無さが気になります。世界に向けて、ほとんど発言していませんし、ウクライナ軍を統率してもいないように思えます。

私は20年前に始まったイラク戦争を思い出します。あのときは舞台はイラクで、その指導者フセインを国際的な世論が叩きました。これは正義の戦争なのだと、多くの人は信じ込んでいました。そして、今回のウクライナの戦争では、ロシアとプーチンが戦争を引き起こしたと印象操作されています。

反感を買うのを恐れずに言えば、ウクライナにもアメリカにも戦争の責任はあるのです。(もちろんロシアにもあります)。ゼレンスキーが大統領に選ばれたのは、むしろ親露派から支持を得たのです。ところが優柔不断なのか、アメリカとNATOの接近を許してしまい、争いの火種を作ったのです。

そして、アメリカのバイデン大統領もまた、戦争を止めることのできる数少ない立場でありながら、その役割を放棄したのです。具体的にはウクライナNATOへ加入させることを断念すると言えばいい、それだけの話です。今後どうなるのかはわかりませんが、今までは野球の実況中継よろしく、ロシアの動きを予測しているだけで、事実上ウクライナを見捨てているのです。

だから、単に「戦争反対」と声を上げるだけでは戦争は終わらないですし、そうではなくて、ロシアとウクライナアメリカに働きかけて具体的な解決策を見出すしかないのです。これができる数少ない国が日本なのです。早く行動を起こさなければ、本田さんも言ったように「人が死ぬ、子どもが死ぬ。もう他人事じゃない」のです。

 #ウクライナ戦争