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ランチを食べられないビジネスパーソンが多数いる?ワーキングプアもここまできた

福利厚生の食事補助サービスを提供する株式会社エデンレッドジャパンのアンケートを見つけました。全国20代〜50代のビジネスパーソン男女600人のランチ実態調査です。かなり衝撃的なデータです。一部分引用させていただきます。

・6割の人が金額の理由で、勤務日のランチで食べたいものを我慢したことがある。

・3人に1人が勤務日にランチを食べなかったことがある。約15%の人は週の半分以上ランチを食べていない。

・20代の約半分が食費節約のためにランチを欠食すると回答。

・半数以上が健康的なランチを「全く取れていない」「あまり取れていない」と回答。

おどろく他ありません。仕事が忙しすぎてランチが食べられないのではなく、経済的理由で食べられないのです。

確かに、日本ではここ数十年、大して給料が増えていないでしょう。非正規社員はなおさらです。社員食堂や食事補助があればいいのですが。聞いた話ですが、非正規社員は社員食堂を使えないというルールもあったりします。

一方で、生活に必要なお金は増えています。インターネットやスマートフォンは一昔前にはありませんでした。今ではそれらは最低限必要な生活基盤です。

それにしても、お弁当などを持参することもできないのでしょうか。まあ、通勤時間が長いと、おにぎりを作る余裕もないかもしれません。やはり、企業からの支援が必要なのでしょう。食べないことには、まともな仕事はできませんから。

食事補助を取り入れる企業が増えればいいでしょうが、それ以前に低賃金を何とかする必要もあります。ストライキもできない労働組合がある限り、賃上げは困難ですが。そう言えば、どこかの労働組合ストライキをしたとニュースで知りました。よくやった、素晴らしい!ところがそのストライキの参加者は「有給休暇」を使って集まったそうです。それって、ストライキじゃないよ…。

 #ビジネスパーソンのランチ欠食