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グレタ・トゥーンベリは世界を変えるのか④IPCCの報告書とCOP26

IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)は2021年8月9日に報告書を出しました。地球温暖化が急速に進行しているという内容です。人間の行動が地球の温暖化をさせてきたことは疑う余地がないと結論付けました。ハフポストのニュースで知りました。

グレタはTwitterでコメントをしました。抜粋します。

「私たちはまだ最悪の結果を避けることはできます。しかし、今の生活を続けて危機を危機と捉えないのであれば避けられません」

「気温上昇を1.5度以内に保つためのカーボンバジェット(温室効果ガスの排出量の上限)は5年半以内に無くなる。誰かが権力者達にどうやって解決するつもりか、尋ねた方がいいのでは」

11月にスコットランドグラスゴーでCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が開催されます。グレタは当初、不参加の予定でした。コロナウイルスのことや、飛行機を使って人々が集まることを嫌ったのでしょう。しかし、急遽参加を表明しました。

さて、私は科学者ではないので、IPCCの報告書がどこまで信用できるのかは分かりません。南極の氷床が溶け出して海面が上昇するという説にも懐疑的です。南極は標高が高いため、気温上昇もさほど影響しないとも考えられます。そもそも南極の氷は、地面と接したところから地熱によって溶け出しているのです。

しかし近年、世界のあちこちで豪雨や熱波が発生しているのは、温室効果ガスの影響と考えるのが自然だと思います。温室効果ガスの排出をこれ以上野放しにはできません。

グレタもCOP26では、かなり踏み込んだ発言をするでしょう。スウェーデンからスコットランドまで電車を乗り継いでいくグレタにとって、大量の温室効果ガスを発生させる、飛行機で集まる権力者達は軽蔑の対象でしょう。(グレタは飛行機には一切乗りません)18歳になった大人のグレタの活躍に期待します。

 

*「グレタ・トゥーンベリは世界を変えるのか③」の記事で誤字があったため修正しました。ご迷惑をおかけしました。

 

#グレタ #気候変動 #IPCC  #SDGs