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しんぶん赤旗一面に「ロシアを包囲」(主語が無し)。共産党も本音では戦争が好きなのではないか。

2022年3月13日のしんぶん赤旗日曜版にウクライナカラーで「ロシアを包囲」と見出しがあります。誰がロシアを包囲するのかは不明ですが、おそらくアメリカやNATOに加えて日本もロシアに経済的な制裁や外交的な圧力を加えようということでしょう。私の解釈ではそれらも戦争の一種です。何故なら軍事力の行使なくして制裁も圧力もできないのですから。

もちろん、ロシアのウクライナ侵攻が正しいと言うのではありません。ウクライナが戦場になった要因として、アメリカやNATOにも責任があるのです。そして、ウクライナNATOに接近しなければロシアも軍を動かすことは無かったでしょう。

それを指摘せずに「ロシアを包囲」とか「侵略戦争反対」という人たちは「あらゆる戦争」に反対していないと思うのです。何故なら紛争当事国のウクライナに資金や物資を送ることは、戦争に実質介入をしているからです。偽りの美談に酔っているのです。

私はあらゆる戦争に反対です。と言いたいのですが、実は少々自信がありません。ただ、NHKも民放も、SNSでも、ロシアとウクライナとの戦況を無批判に垂れ流している連中よりは、遥かにマシだろうという自負はあります。これらはウクライナよりの報道で、やれロシア兵は士気が落ちているとか、ロシア軍の補給線がウクライナ軍によって分断されたとか、つまり「侵略戦争反対」と言う人々を勇気づける内容なのです。皆、本音では戦争が大好きで仕方ないのです。

私はプーチンやゼレンスキーをある程度は信じています。何度か停戦のための会談を重ねているのを忘れてはなりません。ロシア軍が今のところ空爆を仕掛けていないのは、民間人への被害を抑えるためでしょう。アメリカはプーチンの精神がイカれているとプロパガンダを垂れ流していますが、これは明らかにウソでしょう。いずれ、アメリカがプーチンを暗殺(巡航ミサイルなどで)するための布石です。そうした意味では一番信用ならんのはバイデンです。

警戒すべきはアメリカとNATOの参戦です。今は軍を動かすタイミングを測っているのです。ウクライナを応援している「侵略戦争反対」の人たちもアメリカ軍を応援するようになります。アメリカはウクライナを救うヒーローになるのです。

アメリカとNATOプロパガンダで一番気に入らないのは、ウクライナ軍の写真に、女性兵がしばしば登場していることです。これを「国際女性デー」に関連させているのです。女性が軍隊に参加して銃を持つことのどこが女性のエンパワーメントなのでしょう。女性であれ男性であれ、軍に入らず戦わない選択肢もあって然るべきです。

あらゆる国の軍隊(日本の自衛隊含む)の兵士は皆、マインドコントロールされているのです。死を恐れないように。また、敵味方の兵士が傷を負って流血していても動揺せずに人を殺せるように。そして、テレビやネットでこの戦争を観ている人々もまた、マインドコントロールされているのです。私もその一人かもしれません。

 #ウクライナ戦争