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食べログと民主主義はそんなに偉いのか?

私は「食べログ」を使ったことがありません。これって超少数派なのでしょうか?そもそも外食を好まないですし、外食をしても、その味もお店の雰囲気も三歩歩けば忘れます。感想なんてありはしません。腹が膨れればいいのです。

ところで毎日新聞の記事です。「グルメサイト『食べログ』で評価を不当に下げられたとして、焼き肉チェーン店が食べログを運営する『カカクコム』に損害賠償を求めた訴訟で、食べログ側が、コンピューターで評価点を算出する計算式『アルゴリズム』の概要を、チェーン店側に開示した。アルゴリズムが開示されるのは異例。…グルメサイトの点数は評価を受ける飲食店の売り上げに直結する影響力があり、公正取引委員会も運用の透明化を求めている」

そこにある図にはラーメンの絵が描いてあり、点数の変動について解説してあります。ああ、どうでもいいというか、ラーメンだの焼き肉だの、どこで食べても同じだろう。

公取委は調査結果で、グルメサイトがアルゴリズムを恣意的に設定・運用することは優越的地位の乱用となる恐れがあると指摘。点数を決定する重要な要素について『飲食店や利用客に可能な限り明らかにし、透明性が確保されることが望ましい』としている」

公取委さん、いっそ食べログを解散させたほうが早くないですか?せめて、点数評価を無くすとか。匿名の、どこの馬の骨とも分からぬ人の採点なんて、価値があるとは思えません。

食べログ」と比較するのも変ですが、「ミシュランガイド」は非常に価値のある案内書です。何故なら「ミシュラン」は料理の専門家が格付けしており、情報が信頼できます。一方で食べログは誰もが書き込めます。料理の専門家も一般人も同じ清き一票です。なるほど「民主主義」としては、食べログが一枚上手かもしれません。しかし、それがいつも正しいとも限りません。専門家が独占して、清き一票を排除した、ミシュランの「エリート主義」から学ぶこともあるのです。民主主義を単に数の論理とするなら、それは危ういのです。

さて、お腹が空いてきたのでたまには外食しようか。食べログをチェックします。うわ、マクドナルドや立ち食いそばまで網羅しています。喫茶店やベーカリーまであります。ホントどうでもいいよ。点数もみな3点台前半。ええ、牛丼チェーン店と鰻屋がほぼ同点数。うなぎ職人さん、泣いてるよきっと。衆愚ならぬ衆牛ですね。で、これから食べるのは…ワンコインで済むならなんでもいいです。衆牛バンザイ!

#食べログ

#民主主義