闘うブログ!レフティ中尾 社会派!

福祉を主なテーマに書いています。よろしくお願いします。

人は経済的に困窮すると自殺するのか

いつもにもまして、センシティブなテーマを書きます。福祉職の方々(藤田孝典など)がTwitterなどで「特別定額給付金を配らないと死人が出る」などと発言することが、無意識とはいえ悪質だなと憤りを覚えます。

というのは、人間は簡単には死なないと経験的に分かっているからです。経済的に困窮すれば、より一層の行動力が産まれます。生活保護を申請するにも、たとえ悪質な「窓際作戦」があろうとも突破が不可能な訳ではありません。人間も「動物」なのだから、本能として生き抜くことに力を振り絞るのです。

では実際に自殺者が出ているじゃないか、と反論されるでしょうが、それは「心の病い」だからです。ようするに抑うつ状態で判断力、行動力が著しく低下しているからです。

つまり、「経済的に困窮すると自殺者が出る」と言うのは、自殺を肯定しているという意味ではアウトです。そうではなくて、どんな理由があろうと自殺をすることが間違っているのです。

また、自殺を無くすには、自殺念慮があればすぐに精神科に行こうと呼びかけることが必須です。それが一人ひとりの人間の生命力を肯定することだと信じています。