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辺野古基地問題について、大空幸星さんを支持します!「当事者以外は口を挟むな」という阿部岳記者の暴言に屈するな

ひろゆきさんの辺野古取材から始まった辺野古基地についての議論が高まりました。このことはとても良いことです。また、辺野古について考えるいいきっかけになったはずです。ところが基地反対派の阿部岳さん(沖縄タイムス記者)、せやろがいおじさん(コメディアン)、宮原ジェフリーいちろうさん(ライター)の御三方の訴えがピントがボケているようで、少々残念だったのです。どうせなら、目取真俊(めどるましゅん)さん(作家、毎日カヌーで抗議活動をしている)を呼んで欲しかったです。

この「ピンぼけ」の原因は、「座り込み」の定義に変にこだわっていたからです。御三方は「10分であっても座り込みだ」とか言うけれど、そんなことはどうでもよくて、座り込みをするメンバーが激減している現状をどうするのかを考えるべきなのです。写真を見る限り、以前は500人近く動員していたはずで、今では数十名しか「座り込み」をしていないのです。だから、当初は24時間体制だった抗議も、それを継続できなくなったのです。

そして、問題にすべきは阿部記者の大空幸星(おおぞらこうき)さん(NPO法人あなたのいばしょ代表)への暴言です。大空さんは自殺念慮を抱えた人達への相談窓口を立ち上げた方で、2022年現在23歳の若さです。

阿部記者「止むに止まれず座り込みをする立場でもない大空さんが、何故座り込みについて講釈をしているのか。それが特権だということです」

大空さんは、呆れた表情をみせて、「当事者以外は口を出すなという排他性を、如何にリベラルが抜け出すのかというのが日本の大きな課題ですよね」と述べましたが、その通りです。

阿部記者の言う「特権」とは、本土に住む人々が沖縄を犠牲にして得てるモノのことらしいのです。本来は米兵によるレイプ事件などの犯罪を日本の裁判所では裁けないことを「特権」と読んでいたのです。何故、大空さんが特権を持っていると言うのでしょうか。阿部記者は「部外者の若造が偉そうに語るな」と言っているようにしか聞こえません。

沖縄の人々と本土の人々を結ぶ「連帯」こそ構築しなければいけないのに、本土の人が「特権」を持っていると言われると、正直「もういいや」となります。私も過去に当ブログにて沖縄を語ったことがありましたが、私も「部外者」ですから沖縄からは距離を置かざるを得ないです。Twitterでは、ひろゆきさんと大空さんへの罵詈雑言が飛び交っていますが、阿部記者が前言撤回することが必要ですし、なによりも沖縄と本土の距離を結果として引き離した御三方の責任こそ問われるべきでしょう。 

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