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在日ロシア大使館の外交官追放。誰も反対しないけれどヤバい話

何故、ロシア外交官を追放したのか理由が分かりません。いや、ウクライナ戦争に関連しているのでしょうが、別にロシアと国交が断絶したわけではありません。ロシアが日本に危害を加えたとか、国益を侵害したのでもありません。アメリカやNATO加盟国のロシア外交官も同様に追放されるのでしょうが、彼らは戦争の当事国だから話はまだ分かります。

NATO加盟国ではない日本が欧米に追随するのは外交としてはお粗末すぎではないでしょうか。日本はそもそも憲法で、国際紛争を武力で解決しないと定めているのです。ウクライナ戦争も対話で解決を目指す国のはずです。外交官を追放すれば、話し合いが不可能となります。このままロシアと国交が途切れることを望んでいるのでしょうか。

なんだか、世界は反ロシアで意見が一致しているかのように思われているのですが、これは間違いです。中国やインド、中東、アフリカ、南米などの国々では、アメリカとNATOに不信感を持っています。その理由はアフガニスタンやシリア、エチオピアなどで難民がいても、冷たい態度をとり続けているからです。

何故ウクライナ戦争では、資金や武器弾薬、物資など大量に送っているのか、理由はウクライナ難民は「白人」だからです。ついでに言えばロシアの人々はアジアとの血の繋がりがあるという認識があって、彼らは純粋な白人ではないと思われています。だから、ウクライナには「ネオナチ」がいて、ロシアを目の敵にしているのです。ナチスは反ユダヤ人でしたが、ネオナチは白人至上主義なのです。これがウクライナ戦争の背景の一つです。

多くの日本人は白人ではないのに、アメリカに追従しているのです。この先、日本がどこかと戦争になってもたぶん見捨てられます。アフガニスタンやシリアのように。そうならないためにもロシアとの外交は大事です。ウクライナ戦争を非難するのと、ロシアとの対話は両立できます。ましてや、ロシアとの国交を断絶させるなど論外です。

 #ロシア外交官追放

 #ウクライナ戦争