知人との会話です。フィクションですが。
知人「私は特にどの政党も支持はしないけど」
私 「うん、うん」
知人「私は日本人ファーストって大事だと思うのね」
私 「うっ、うん。そうだよね、うん」(いきなり政治の話がでるとは予想外だな)
知人「日本人はいいのよ、日本人は」
私 「…?」
知人「中国人が生活保護目当てに日本に大挙して来るのは迷惑でしょう?」
私 「ああ、ネットでそういう話は見聞きしたけど、あれはたぶんデマですよ」
知人「中国人だとすんなりと生活保護を受給できるでしょ?」
私 「中国人でも他の国の人でも短期滞在では生活保護は受け取れないと思うよ。それは他所の国でも同じですね」
知人「ほら、偽装結婚とかで来日するとか」
私 「うーん、中国人がわざわざ日本で生活保護を受ける動機やメリットがわからないですね。何故なら」
知人「何故なら?」
私 「中国にも立派な生活保護がありますからね。『社会救助』という制度があるので」
知人「あるの?!」
私 「うん、あります」
…なんだか怒らせてしまったのです。ごめんなさい。だけど、このやりとりでわかりました。中国にも生活保護(社会救助)があるのを知らない人がかなり多いのです。
前述したように、中国人が大挙して来日して生活保護を申請して、保護費をもらうというのは、ありえない話です。ただ、生活保護は基本的には誰でも申請できます。申請者が外国人だろうと、大企業の社長だろうと申請をすれば受理するしかありません。ただし、生活保護の受給は100%できません。厳しい審査があるので当然です。
外国人なら定住者など長期滞在している人で、生活に困窮していれば、生活保護を受給できる可能性はあります。中国人のケースは、なんらかのミスがあって対象外の人が受給したという可能性もあるけれど、さすがにその確率はゼロに限りなく近いですね。本当だとしたら、入国管理局や福祉事務所がまともに仕事をしていないということです。
ネット上で、生活保護受給者の3分の1が外国人だというデマもあって、それは荒唐無稽です。ただ、韓国や朝鮮国籍の高齢者が生活保護受給者が多いのは理由があって、彼らは日本による一方的な国籍剥奪があって、そのために無年金の人が多いのです。
もっとも、海外では外国籍の生活保護受給者が非常に多い国もあります。北欧諸国などは外国人の生活保護受給者が半数近いとも聞きます。まあそれは、それぞれの国の事情があるのだから、それを日本も真似しろとは思いません。
この国はどうしたわけか、高齢者や外国人へのバッシングで溢れかえっています。それは逆に日本という国を蔑視してはいないかと、強く思うのです。「日本人ファースト」と叫ぶなら、高齢者や外国人に優しい国にすることが大事です。
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