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ペンは剣よりも弱い?テロが社会を突き動かす時代を変えよう

「ペンは剣よりも強し」と言いますが、歴史上ペンが暴力や軍隊よりも強かったことは、ほとんど無いでしょう。たぶんその格言は、それを認識した上で、ペンや思想の力こそ、暴力よりも人々への影響力が強いことを信じるということなのです。

さて、山上徹也容疑者の安倍晋三銃殺事件からひと月以上経過しました。そのテロの影響力は計り知れない大きさです。主に左派リベラルの方々が、政府自民党統一教会を激しくバッシングしています。自民党に選挙で大敗した恨みもあって、政治家とカルト宗教との癒着を暴露し続けています。山上容疑者はそうした意味で「勝利」したのです。自民党統一教会にこれ以上ないダメージを与えたのですから。

この事件もまた、ペンでは無くて剣(テロ)が強かったのです。ペンの力は、テロを利用せずには現れません。それが日本の現実です。

そして、山上容疑者への減刑署名運動が活発になっています。これもまた、ある意味テロを容認することと繋がっています。署名サイトは「過酷な生育歴を鑑みくての温情」「本人が非常に真面目、努力家であり、更生の余地のある人間であること」を理由としていますが、それは本音では無いでしょう。そうではなくて、山上容疑者を英雄視しているから、死刑を回避しようということです。

テロが社会を突き動かすという現代社会は、どうにかして改革する必要があります。力不足ではありますが、ペンを持つ者のひとりとして、暴力に屈せず、テロを必要としない社会を目指すつもりです。

 #ペンは剣よりも強し 

 #山上徹也